THE VOICE

スペシャリストの語りから紐解く、BBSのものづくりの志

VOICE 03

Lexus International IS F/RC F/GS F 製品企画
坂本 守

レクサスがレクサスであり
続けるための、必然の出会い。

本発のプレミアムスポーツカー、
レクサス“F”。その足元にふさわしいものを。

BBSとレクサス“F”の出会いは、2004年に遡ります。“日本発のプレミアムスポーツカーを”というテーマを掲げたレクサス「F」モデルの標準ホイール開発にあたり、私たちは軽さ、剛性、信頼性といった要素に加え、レクサスというブランドと共鳴する価値観を求めたのです。匠の技と心で先進の技術を研ぎ澄ませ、ものづくりの既成概念を超えていく。その志を同じくするBBSとの出会いは、まさに必然と言うべき出会いでした。

技術だけでは、すぐれたものはつくれない。
BBSのものづくりは、高い志を持つ「人」の心が支えている。

いま考えられる最高のデザインと、
すぐれた性能を両立するために。

一般道からサーキットまで楽しんでいただくスポーツカー。その実現のために、ホイールの佇まいはどうあるべきか。クルマのコンセプトをもとに、レクサスのデザイナーがスケッチを描き起こしていきます。そして、デザインを具現化するとともに卓越した動的性能と耐久性を同居させていく。トータルバランスを限界まで引き上げていく。そのノウハウを持つBBSに、レクサスは万全の信頼を寄せています。

1つのホイールにクルマ1台分の負荷をかけ、
テストを繰り返すことで品質を磨き抜く。

勝つために、ホイールは何ができるか。
その答えを「人」に問いかける。

レクサス“F”のホイールである以上、挑戦する姿勢を感じさせるデザインでなければ。時にはレクサスのデザイナーがBBS高岡工場を訪れ、直接こだわりをぶつけることもあります。最新の機械加工を組み合わせるというアイデアがそこから生まれ、不可能と思われた意匠も形になっていく。レクサス“F”が走り続ける道に必要なホイールを、生み出し続ける。その使命を、BBSとともに追究していきたいと考えています。

ミリ単位で切削加工を施す、最新の5軸加工機。
繊細な加工技術で、緻密なデザインを形にしていく。