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2023年8月23日(水)富士スピードウェイにて、「TANZO CLUB DRIVING LESSON（中級編）」を開催しました。
ドライビングレッスンは昨年の初級編に続いての開催で、応募当初は参加人数を20名としていましたが、予想を上回る多数の申し込みがあったため、急遽参加人数枠を倍増しての開催となりました。
インストラクターも昨年の初級編に続いて、柳田真孝選手と藤波清斗選手に務めていただいたほか、今回は同じく現役レーシングドライバーの岩澤憂吾選手と岡本大地選手にもお願いし、参加者を2班4グループに分け、2会場で同時進行となりました。
最初のプログラムは、ブレーキングとレーンチェンジ。こちらのレッスンの目的は、シケインの飛び込みといったフルブレーキングを行う際に車の挙動を安定させながら強いブレーキを使い確実に車両を止められるようにするものです。レッスン開始当初はあいにくの雨模様で、水しぶきをあげながらのフルブレーキングやレーンチェンジでしたが、インストラクターの適格なアドバイスで、スリッピーな路面コンディションにもかかわらず、皆さん安定した車両コントロールを見せていました。
並行して別グループでは座学講習。ここではBBS鍛造ホイール開発担当者が登壇し、鋳造ホイールと鍛造ホイールの違いや、プロドライバーから見た鍛造ホイールのメリットなど、ドライビングテクニックを支えるバックボーンとしてのホイール性能についても学んでいただきました。
続いてのプログラムはコーナリング。こちらのレッスンの目的は、ひとつのコーナーの大きさを把握し、走行ラインのイメージを描けるようにするもので、一般道では出さないスピードでコーナリングテクニックを教わりました。
午後に入ると午前中に学んだブレーキングやレーンチェンジ、コーナリングを活かす複合コースを設定し1台ごとにタイムアタック。短い距離ですが、皆さんパイロンギリギリを攻める本気の走りで、回を重ねるごとにタイムを縮めていました。
最後は富士スピードウェイのレースコースで先導走行。追い抜き、追い越し禁止とはいえ、思った以上にハイスピードでの走行となり、本日一日のレッスンの成果が体感できる走行となりました。
初級編から続いた今回の中級編。レッスンで学んだことは一般道での安全運転にも寄与するものになったと思います。